習氏と著名なソプラノ歌手である妻の彭麗媛氏は米東部時間23日午後6時(日本時間24日午前7時)少し前、ワシントン郊外のアンドルーズ統合基地に到着した。トランプ米大統領は夫妻と握手を交わしました。ローマ教皇の訪問を除けば、同空港で外国首脳を米大統領が出迎えたのは約60年ぶりです。

ベッセント氏はほぼ同じ時刻、世界の2大経済大国の米中間の関税と一部の輸出規制を抑えるため昨年成立した貿易合意について、新たな期限を来年1月10日とすると表明しました。中国政府はこの期限を確認していない。ベッセント氏はFOXニュースに「より大きな合意がまとまるかどうかは分からない」と語りました。

習氏は到着直後に中国外務省が発表した声明で、今回の訪問が「実りある成果」をもたらすと「確信している」と述べました。

首脳会談を控え、大きな進展への期待は低い。貿易休戦の延長により2027年まで安定が確保されるものの、一部の米当局者が示唆していた3-6カ月の延長には至りませんでした。ただ、2カ月の延長期間には、11月に中国・深圳で開かれるアジア太平洋協力会議(APEC)首脳会議と、12月に米フロリダ州マイアミで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議が予定され、両首脳はそこで再び会談する見通しです。

米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のスコット・ケネディ氏は、「これにより首脳会談の成果に最低ラインが設定され、市場はそれを織り込み始めることができる。トランプ氏と習氏自身がより長期の合意をまとめる可能性も残されている」と述べました。ただ、期間が短いことは、米国が「レアアース(希土類)や、その他の問題を巡る中国側の提案にまだ満足していない」ことを示唆すると論じました。(news.yahoo.co.jp)