会談はおよそ1時間にわたり、米中両政府の発表によりますと、双方は偶発的な衝突を回避するため、対話を継続する重要性を確認したということです。
ただ、台湾をめぐっては、アメリカ国防総省によりますと、オースティン長官は台湾海峡の平和と安定の重要性と一方的な現状変更への反対を強調したうえで中国側に対し、さらなる不安定化を招く行動を慎むように求めました。
一方、中国国防省の報道官は記者会見し、魏国防相はアメリカによる台湾への武器売却に断固反対し、強く非難したと明らかにしました。
その上で、魏国防相は「もし誰かが台湾を分裂させようとするならば中国軍は必ず、戦うことや代価を惜しまず、台湾独立のたくらみを粉砕し、 国家の主権と領土の一体性を断固として守る」と述べたということで、台湾をめぐる米中両国の立場の違いが改めて浮き彫りになりました。
一方、アメリカ側が中国に対し、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの軍備面での支援を行わないよう強く求めていることについて、中国国防省の報道官は「いかなる軍事支援をしたこともない」と述べました。(NHK)
