ルビオ国務長官と王毅外相は22日、ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議が開かれているフィリピンで会談しました。

ルビオ長官は会談後、記者団にことし9月に予定される習近平国家主席のアメリカ訪問を踏まえ「今やるべきことは協力できる分野が何かを特定し、ワシントン訪問を非常に前向きなものにする土台をつくることだ。そうした点について多く話し合った」と述べました。

また、中国海警局が台湾周辺での活動を活発化させていることについては「われわれは明らかに反対している」と話したほか、台湾への次の武器売却については現時点で決定していないという認識を示しました。

一方、中国外務省によりますと、王外相は会談で「ことしは両国関係にとって『重要な年』だ」と述べたうえで、5月の米中首脳会談で一致した「建設的戦略安定関係」に触れ、両首脳の合意を確実に実施していく考えを示したということです。

また、アメリカに対し「台湾は中国の一部だ」とする「1つの中国」の原則を順守し、意見の相違を管理するよう求めたとしています。

両者は次の段階のハイレベルな交流に向けた準備で合意したということで、習主席のアメリカ訪問に向けて今後調整が進められる見通しです。(NHK)