(写真:AP)

さまざまな対立を抱える両国の首脳が互いに何を重視しているのかを確認したうえで対話が滞っている現状の打開につなげられるかが焦点です。

アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席は、G20=主要20か国の首脳会議が開かれるインドネシアのバリ島で日本時間の14日午後6時半から首脳会談を行います。

会談の目的についてバイデン政権の高官は14日、記者団に安全保障や経済などさまざまな分野で対立する両国の首脳が互いに何を重視しているのかを確認しあう場にしたいとしています。

そのうえで「バイデン大統領は対話を維持するだけでなく両国の高官が問題に取り組めるよう後押しするべきだと伝える」と述べ、今回の首脳会談をさらなる対話につなげるきっかけにしたいとの考えを示しました。

これに対し、習主席としては、台湾への関与をやめるようバイデン大統領に直接伝える一方、「ゼロコロナ」政策の影響などで経済の回復が遅れる中、関係がこれ以上悪化しないよう改善に向けた糸口もさぐるとみられます。

今回の会談ではウクライナ情勢や北朝鮮問題などについても意見が交わされる見通しです。

両国の間ではことし8月にアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことを受けて対話が滞っていて、会談を通じて両首脳がこうした状況の打開につなげられるのかが焦点です。(NHK)