北京を訪れているアメリカのオバマ大統領と習近平国家主席の首脳会談が終了し、共同記者会見が行われました。記者会見で中国側は、アメリカが求めていたエボラ出血熱や「イスラム国」の対策で支援をすると発表しました。

エボラ出血熱対策では、中国は約150億円の 資金の支援を行います。「イスラム国」対策では、10億円の人道支援、そして外国人戦闘員の流入を防ぐために米中で協力を強化するということで合意しました。また、アメリカ軍と中国軍の偶発の衝突を避けるために、軍事演習を行う場合は事前に通告するなどの信頼関係の醸成でも合意しました。オバマ大統領が進める地球温暖化対策では、お互いが数値目標を出しあい連携をアピールしました。

ただ、中国側は、2030年までは二酸化炭素をピークで出し続けてもいいという 低レベルのものになっています。また、会見で習主席は「太平洋は2つの国にとって十分な広さがある」と述べて、新たな大国関係について言及しました。