中国外務省によりますと、王氏は会談の中で中米関係が落ち込んでいるとした上で、根本原因は米国の中国に対する誤った認識にあると指摘しました。「われわれは国民、歴史、世界に対して責任ある態度を取り、中米関係の下方スパイラルを逆転させなければならない」と語りました。
また、国営メディアによりますと、王氏は台湾問題では妥協と譲歩の余地はないと述べました。
ブリンケン氏は2日間の日程で中国を訪問します。この日は訪中最終日となります。米中はさまざまな分野で見解が対立しており、衝突を回避することが訪中の狙いです。
両氏は中米国旗の前で握手し、代表団と共に会議場に入りました。挨拶を交わしただけで、特に発言はありませんでした。
ブリンケン氏が中国の習近平国家主席と会談するかどうかに注目が集まっています。関係筋によりますと、会談は行われる見通しですが、米国務省は現時点では確認していません。
ブリンケン氏は前日、中国の秦剛外相と北京で7時間半以上にわたって会談しました。双方とも台湾問題や貿易などを巡る相違について率直で建設的な協議を行ったとの認識を示しましたが、台湾、通商、人権問題などで具体的な進展はなかったとみられます。(ロイター)
