アゼベド氏(写真:Quartz)

現時点では貿易摩擦による明確な悪影響はみられていないと指摘しました。

アゼベド氏は貿易戦争の解決は「政治的な問題だ」とし、各国の指導者がお互いの意見を聞き、話し合いのテーブルに着くことが必要だとしました。まだ出口の光明は見えないが、米国も含め各国間で解決の模索が続いているとしました。

貿易戦争の影響については、最悪のシナリオでは、世界中で投資が減少、経済が減速、全ての国で購買力が失われ、多くの失業者が出ることになると強調しました。経済基盤が脆弱な途上国の受ける影響はより深刻になるとしました。

WTOの多角的貿易体制は「まだまひしていないし、存続できると確信している」と強調しました。存続できないと、世界から貿易ルールがなくなり、弱肉強食の世界に戻ることになると指摘しました。