大統領率いる与党が単独で過半数の議席を獲得する見通しとなり、過度な中国依存からの脱却を目指す政権運営に弾みをつけました。

モルディブでは6日、任期満了に伴う議会選挙が行われ、7日、選挙管理委員会が暫定の開票結果を発表しました。

それによりますと、定数87に対し、ソリ大統領率いる与党「モルディブ民主党」が60議席以上を獲得し、ヤミーン前大統領が率いる野党「モルディブ進歩党」を大きく引き離して、単独で過半数を確保する見通しとなりました。

モルディブでは去年9月に行われた大統領選挙で、インドとの関係を重視するソリ大統領が、前のヤミーン大統領の外交政策は中国一辺倒だと批判して当選し、政権が交代しました。

モルディブはヤミーン前大統領の在任中に、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に関連したインフラ整備で中国から巨額の融資を受け、GDP=国内総生産の50%近くの対外債務を抱えているとみられています。

ソリ大統領は過度な中国依存からは脱却する考えを示していて、議会選挙の勝利で政権運営に弾みをつけました。