NAFTAの再交渉の7回目の会合は、25日から9日間の日程でメキシコの首都、メキシコシティーで始まります。
これまでの交渉では、メキシコに進出している日本企業への影響が大きい、自動車分野の関税をゼロにする条件をめぐって、アメリカ製の部品を50%以上使うべきだとする要求に、カナダやメキシコが反発して、打開策が見いだせないままとなっています。
このため、去年の年末までの合意をいったん先送りし、新たな目標としている来月中の合意の目標も不透明な状況となっています。
ただ、合意の目標をさらに先延ばしにした場合、ことし7月にはメキシコで大統領選挙、11月にはアメリカで議会の中間選挙を控え、各国とも譲歩が難しくなることも予想されます。
こうした状況で、離脱をちらつかせながら、協定の大幅な見直しを求めてきたトランプ政権が、厳しい主張を貫き通すのか、妥協点を探る姿勢に転じるのか、交渉の行方が注目されます。
