ただ、カナダの労組は不十分な内容だと批判しています。
アメリカ、カナダの労組の代表らは、メキシコの緩い労働基準や低い賃金水準がアメリカやカナダから企業が工場を移転する要因になっていると批判しており、この問題はNAFTA再交渉での主要な争点の一つとなっています。
事情に詳しい当局者らによりますと、アメリカの提案には詳細な賃金水準は盛り込まれませんでした。
USTR=米通商代表部の広報担当エミリー・デイビス氏は、「トランプ大統領は労働者の主要な支持者の1人で、NAFTAの従来の効力がない労働基準に代わり、アメリカの労働者全体に恩恵をもたらす法的拘束力のある措置を提案した」と説明しました。
そのうえで、団体交渉など中核的な労働基準を尊重するようメキシコとカナダに確約を求める考えを示しました。
カナダの労組「チームスターズ・カナダ」の広報担当は、カナダは3カ国全ての労働条件の改善に向けてさらに踏み込んだ提案を行ったと指摘し、アメリカの提案は不十分としました。
第3回会合でアメリカは、労働基準のほか、投資と知的財産に関する提案も行っています。この日は各国の閣僚が協議に加わりました。
27日の閉幕後、米東部時間午後2時半に共同声明が公表される見通しです。次回会合は10月11日頃にワシントンで開かれる見込みです。
