ナイジェリア北部の都市、カノの郊外で27日、イスラム教シーア派の行事に大勢の信者が参加していたところ突然、1人の男が近づき、身につけていた爆弾を爆発させました。

ナイジェリアでのテロ事件現場(写真:Baodongnai)
地元の報道によりますと、この自爆テロで、これまでに21人が死亡したということです。また、共犯者とみられる男が、現場近くで拘束されていて、この男は、実行犯の男とともに、去年、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」に拉致されて軍事訓練を受け、テロの実行を命じられたと述べたということです。
「ボコ・ハラム」は、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓い、ナイジェリア北東部で支配地域を拡大してきましたが、ことし前半、政府軍などによる掃討作戦で勢力が弱体化したとみられていました。
しかし後半以降テロを急増させ、1週間前には、隣国カメルーンで、いずれも10代の4人の少女に自爆テロを行わせた疑いがあるなどボコ・ハラムによるテロは激化の一途をたどっています。 ブハリ大統領は軍に対して年内にボコ・ハラムを壊滅するよう指示していますが、テロがおさまる気配はなく、犠牲者は増える一方です。
