ラマポーザ氏(写真: AFP/TTXVN)

南アフリカでは、公金流用など数多くの不正疑惑を抱えていたズマ大統領に対し、野党のみならず、与党のANC=アフリカ民族会議からも退陣要求が強まった結果、ズマ大統領は14日夜、辞意を表明しました。

これを受けて15日、ANCの党首も務めるラマポーザ副大統領が議会で新たに大統領に選ばれ、就任しました。

65歳のラマポーザ氏はかつてマンデラ元大統領のもとで反アパルトヘイト闘争に加わったほか、実業家としても成功を収め、政界に復帰していました。

ラマポーザ新大統領は「国民の期待を裏切らないよう懸命に努力する」と演説し、汚職の撲滅を訴えました。

南アフリカは、BRICSと呼ばれる新興5か国に名を連ねるアフリカの経済大国ですが、ズマ政権のもとで経済は低迷し、市場からの信頼も低下していました。

ラマポーザ新大統領には、前政権の「金権体質」からの決別とともに、低迷する経済の立て直しが期待されています。