(NHK)韓国と朝鮮民主主義人民共和国の高位級会談は、23日午後に再開されてから丸1日以上が過ぎた今も合意には達していません。朝鮮民主主義人民共和国軍が多くの潜水艦を出港させるなど挑発的な動きを見せる一方で、韓国国防省はアメリカ軍との連携を強調して強くけん制し、緊張が高まっています。

韓国と朝鮮民主主義人民共和国の高位級会談は、軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)で23日午後3時に再開されましたが、丸1日以上が過ぎても、なお合意には達していません。

会談で、韓国側は非武装地帯の韓国側で朝鮮民主主義人民共和国の地雷が爆発した事件について謝罪などを求めているのに対し、朝鮮民主主義人民共和国側は韓国軍が再開した非難放送をやめるよう求めていて、話し合いは難航しているもようです。24日午前、韓国大統領府で行われた会議で、パク・クネ(朴槿恵)大統領は「挑発行為に対する謝罪と再発防止策が最も重要だ。それがなければ相応の措置を取り、放送も続ける」と述べ、あくまでも謝罪を求める姿勢を強調しました。
こうしたなかで、朝鮮民主主義人民共和国軍は多数の潜水艦を基地から出港させ、前線の兵力を増やすなど、挑発的な動きを続けており、韓国軍とアメリカ軍が警戒を続けています。

これについて韓国国防省の報道官は24日、「北が挑発に踏み切れば、われわれの過酷な対応によって深く後悔することになる。われわれはアメリカ軍の戦力の展 開時期を弾力的に検討している」と述べ、アメリカ軍の兵器などの新たな配備の可能性を示唆して、朝鮮民主主義人民共和国を強くけん制しました。

このように双方が強硬な姿勢を見せていて、会談が長びくなかで緊張が高まっています。