韓国と朝鮮民主主義人民共和国は9日、南北の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)の韓国側の施設「平和の家」でおよそ2年ぶりとなる当局者による会談を行い、韓国からは、チョ・ミョンギュン(趙明均)統一相、朝鮮民主主義人民共和国からは、韓国との窓口機関である祖国平和統一委員会のリ・ソングォン委員長が出席します。
これを前に、韓国統一省のペク・テヒョン(白泰鉉)報道官は、8日の記者会見で、会談は午前10時から開始すると発表し、「韓国政府は、ピョンチャンオリンピックとパラリンピックへの北の参加についての議論を中心に準備をしている」と述べ、まずは、朝鮮民主主義人民共和国の大会参加に向けた調整を最優先すると改めて説明しました。そのうえで、「南北関係改善への互いの関心事項、特に去年7月の韓国の提案についても議論されると予想される」と述べました。
ムン・ジェイン政権は去年7月、朝鮮民主主義人民共和国に対して軍事的緊張の緩和に向けた軍の当局者による会談と、離散家族の再会をめぐる赤十字の実務者による会談を提案していましたが、これまで朝鮮民主主義人民共和国から回答はなく、これらの会談の実施に向けても意見を交わし、南北間の関係改善に向けた対話も加速させたいという考えを示しました
