(共同)ドイツのメルケル首相は、欧州に中東などから大量の難民や移民が流入したことについて「ドイツもこの問題を長らく無視してきた」と述べ、過去の難民問題への対応が不十分だったと自省しました。南ドイツ新聞(電子版)が30日報じたインタビューで語りました。


(写真:AP)

メルケル氏は昨年9月、シリアなどからハンガリーに押し寄せた難民らの受け入れを決断、昨年は約110万人がドイツに流入しました。今年7月に難民保護申請者によるテロが発生したため、国民の治安への不安が強まり対応に苦慮しています。

メルケル氏は2005年から首相を務めていますが「既に04、05年の段階で多くの難民が(欧州に)流入したのに、われわれはスペインなどに任せきりだった」と指摘しました。欧州連合(EU)諸国による難民らの公平な受け入れ分担などの対策について、ドイツは抵抗し続けてきたと話しました。