(NHK)南スーダンではことし7月、キール大統領派の政府軍と、当時の副大統領のマシャール氏を支持する反政府勢力との戦闘が再燃し、多くの市民が避難を余儀なくされたほか、PKO要員が駐屯している国連施設も襲撃され、死傷者が出ました。


(写真:AP)


こうした事態を受けて、治安の回復のため国連の安全保障理事会は先月、現地に展開している国連のPKOの部隊を最大1万7000人に増強すると決議しました。
しかし、キール大統領はPKOの増派を認めない姿勢を強調してきたことから4日、現地を訪れた安保理の国連大使らがキール大統領と会談しました。
会談後に出された共同声明によりますと、キール大統領はPKO増派の受け入れに同意する意向を示したということです。

PKOには、日本の陸上自衛隊の部隊もすでに派遣されていますが、今回、増強されることになった4000人規模の部隊は、周辺国から派遣されることになっています。
南スーダンでは、反政府勢力のリーダーのマシャール氏が副大統領を解任されて出国し、政府側と反政府勢力との対立が続いていて、再び戦闘が起きないか、現地では予断を許さない状況が続いています。