
NATOは、ウクライナ軍の通信機能などの近代化のために、合わせて1500万ユーロを拠出する
NATO=北大西洋条約機構の首脳会議の首脳会議は4日、イギリス南西部のウェールズで始まり、初日の協議にはロシアとの対立が深まるウクライナのポロシェンコ大統領も招かれ、NATOとの協力強化に向け意見を交わしました。
協 議後の記者会見でNATOのラスムセン事務総長は、ロシアが停戦へ向けた行動計画を提案したことに触れながらも、「ロシアは和平の話をしながらも具体的な 行動は1つも取っておらず、むしろ事態を悪化させている」と述べ、不信感をあらわにしたうえで、ロシアに対し、軍をウクライナから撤退させ、親ロシア派の 武装集団への支援をやめるよう求めました。そのうえで、ロシアの脅威にさらされるウクライナを支援する必要があるとして、ウクライナ軍の通信機能などの近代化のために、合わせて1500万ユーロ(日本円でおよそ20億円)を拠出することで合意したことを明らかにしました。
ラスムセン事務総長は「NATOとウクライナの協力関係をさらに深めるためには、ウクライナ軍を改革し、NATOの標準に合わせる必要がある」と述べて、ウクライナを支援していく姿勢を鮮明にしました。
