NATO事務局長

(朝日) NATO=北大西洋条約機構は2日、ブリュッセルで外相会合を開き、緊急展開できる「緊急即応統合部隊」(仮称)を、来年初めに試験的に稼働させることを決めました。今年後半に入って、北海やバルト海ではロシア軍の軍事行動が活発化しています。その脅威への対応を求める声が出ていました。

NATOによりますと、部隊は3千人から6千人規模。現存の「即応部隊」の一部の装備を強化するなどして、陸海空をカバーする持ち回りの部隊を編成し、緊急時には72時間以内で前線に展開できるようになります。本格的な運用は2016年からだが、来年初めからドイツ、オランダ、ノルウェーなどの軍の協力で試験的に稼働させるということです。財源などは2月の国防相会合で改めて協議するとしています。

ストルテンベルク事務総長は記者会見で「部隊はロシアだけでなく、イラクやシリアの脅威への重要な対応だ」と述べました。