NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長は19日、7月にリトアニアで開かれる首脳会議では、ウクライナの早期加盟を受け入れるための本格的な議論はしない方針を示しました。ベルリンでドイツのショルツ首相と会談した後、共同記者会見で質問に答えました。
ウクライナが新たに加盟するためにはNATOによる招待が必要です。ストルテンベルグ氏は「首脳会議やその準備で、(ウクライナを加盟国にするための)正式な招待状を出すことを議論するわけではない」と明言しました。ロシアとの戦争状態が続いている限りは難しいと指摘しました。
ただ、NATOでは加盟が実現するまでの間、ウクライナとの間に中長期的な安全保障の枠組みを設けることなどが検討されています。ストルテンベルグ氏は「ウクライナをNATOにいかに近づけるかを議論している」と述べ、NATOとしてウクライナ支援を継続する方針を強調しました。
NATOは7月の首脳会議にウクライナのゼレンスキー大統領を招く方針です。だが、ゼレンスキー氏は、加盟に向けた具体的な進展が示された場合にのみ出席する考えを示しています。(毎日新聞)
