ネパールでは、災害後に形成された湖の決壊を受けて一時活動を見合わせていましたが、陸路でのアクセスが不可能な地域へ到達するため、数千人規模の治安部隊や軍用ヘリコプターが再び動員されました。しかし、土砂が川を遮ったことで形成された2つの湖による懸念は依然として続いています。現在、1つ目の湖は減水傾向にあるものの、2つ目の湖は水位が上昇し続けており、面積も1つ目より拡大しています。今後数日間に予想されるモンスーンの降雨により、さらに水位が上昇し、下流地域への圧力が強まる恐れがあります。
29日午前までのネパール当局の発表によりますと、579人の死亡が確認され、1924人が依然として行方不明となっています。一方、中国のチベット自治区では7人の死亡が確認され、554人が行方不明となっています。多くの偏僻な山岳地帯が依然として孤立状態にあるため、死傷者の数はさらに増加すると見込まれています。
こうしたなか、国際社会による緊急支援の動きが加速しています。イギリス外務省は、領事活動を強化するため、危機対応スタッフが29日中にネパールのカトマンズに到着することを明らかにしました。この派遣は、救援および復興支援として500万ポンド(約677万ドル)の道義的支援を含めた、ネパールの災害に対応する同国の取り組みの一環です。
一方、インド政府は、専門の救助隊および医療チーム計11人が、インド空軍による3回目の支援便でネパールに到着したことを確認しました。( VOVインド支局)
