7月28日、ニジェール首都ニアメーで会合を開いたチアニ将軍(右から2人目)ら=Balima Boureima/REUTERS |
ニジェールの軍事政権は合同代表団の入国拒否について、国民の怒りを踏まえると代表団の身の安全を保証できないためと説明しました。アフリカ連合の報道官は代表団の入国が拒否されたことを確認しました。
ニジェール軍事政権が国連やアメリカなどによる対話の呼びかけを拒否したことを受け、ナイジェリアのティヌブ大統領は、政権奪取に関与した団体や個人に圧力を掛けることを目的とした制裁措置をナイジェリア中央銀行を通して発動させました。
ECOWAS=西アフリカ諸国経済共同体は、ニジェール情勢について協議するため、10日にナイジェリアの首都アブジャで臨時首脳会議を開く予定です。ECOWASの国防防責任者は先週4日、軍事行動計画について合意しており、臨時首脳会議で協議される可能性があります。
国連のグテレス事務総長はECOWASによる調停努力を強く支持すると表明したほか、アメリカのブリンケン国務長官はフランスのラジオ局RFIに対し、外交が事態解決の最善策だと述べました。
ブリンケン長官はその後、イギリスのBBCに対し、ニジェールで起きたことはロシアや、ロシアの民間軍事会社ワグネルに扇動されたものではないと考えているとしながらも、ワグネルがニジェールの不安定な情勢に乗じてサハラ砂漠南部のサヘル地域で影響力を拡大させる可能性を懸念していると語りました。(ロイター)

