ニジェール軍の報道官(AFP撮影)

ニジェール軍の報道官は国営テレビを通した声明で、政府が国民の願望と利益を考慮し、全責任を負って即時発効の決定を下したと述べました。

アメリカとの協定は2012年に締結されていました。同報道官は、この協定がニジェールの主権に関する憲法と民主主義のルールに反して、同国に押し付けられたと主張しています。内容が極めて不公平なだけでなく、ニジェール国民の願望と利益にかなっていないと批判しました。

ニジェールはかつて、この地域におけるアメリカ米国の主要なパートナーだったが、昨年7月に軍が権力を掌握してから関係が冷え込み、米軍は約1100人いた駐留部隊の多くを引き揚げています。

一方でアメリカ国防総省は、地域のテロ対策にニジェール駐留は不可欠との見方を示してきました。バイデン大統領は昨年末の時点で、ニジェールに残る米軍要員は648人と報告していました。(CNN)