副首相は、このシステムは農業・環境分野のデジタル化における重要な一歩であり、農業生産チェーン全体の透明性を高め、農産物の原産地を確認できるようにするものだと強調しました。これにより、品質の保証、ベトナム産農産物に対する信頼の確保、国際市場における付加価値の向上につながるとしています。
副首相は、国内消費と輸出向けの主要品目、生産量が多く経済的価値の高い品目、特にベトナムの農産物輸出に占める比重が大きい市場向けの品目から、早急にトレーサビリティを導入するよう求めました。
また、制度、基準、データ基盤、システムを引き続き整備し、管理上の要件が厳しい品目、食品安全上のリスクがある品目、輸出先市場の厳しい規制への対応が求められる品目へ、対象を段階的に広げる方針を示しました。
関係省庁には、データ連携、共有、認証の仕組みを整え、企業、協同組合、生産者のシステム参加を支援するよう求めました。
ベトナムの農産物トレーサビリティシステムは、消費者向けの情報検索機能、管理機関・企業・サプライチェーンの関係者向けの管理機能、スマートフォンやスマート端末向けアプリの3つで構成されています。
1秒当たりおよそ1000件の検索、3万人による同時スキャン、1日8500万件以上のラベルの読み取りに対応できます。現在、24の省・市にある170社の企業が登録した、181品目群、1万8500点以上の製品に関するトレーサビリティ情報とデータが統合されています。
