(ブルームバーグ):8日のニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は大幅反発しました。需要の拡大ペースが近く供給を上回るとの期待から買いが膨らみ、一時は7月以来で初めて1バレル=50ドルを上抜けました。石油輸出国機構(OPEC)のバドリ事務局長は7日、国際通貨基金(IMF)への声明の中で、今年の原油需要はこれまでの予想より高くなるとの見方を示しました。

みずほセキュリティーズUSA(ニューヨーク)の先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は電話取材に対し、「最も重要な展開は、OPEC事務局長から需要見通しについて明るい発言が出ていることだ」と指摘しました。「事務局長はまた、生産の伸びも大きく減速すると予想している。これは市場には追加の強材料だ」と述べました。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比1.62ドル(3.39%)高い1バレル=49.43ドルで終了し、一時は50.07ドルを付けました。