アメリカ同時多発テロの発生から15年になります。アメリカ各地で11日、犠牲者を追悼する式典が開かれました。
テロによって崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地では、1機目の飛行機が突入した現地時間午前8時 46分に最初の黙祷が行われました。黙祷は、ビルが崩れ落ちた時間などに合わせ、全部で6回行われました。犠牲者およそ3000人の名前が1人1人読み上げられ、遺族らが鎮魂の祈りを捧げていました。
アメリカ同時多発テロから15年の11日、オバマ大統領は国防総省の追悼式典で演説し、「3000人近くの美しい命が、実にむごたらしく奪われたこと」を決して忘れないと述べました。
週末恒例のラジオ演説では、アメリカの「根本的な価値観」を忘れないことが重要だと強調し、「私たちは今でも、あえて危険の中に飛び込んでいった英雄たちの国、アメリカです。ハイジャック犯たちを取り押さえた、普通の人たちの国。苦しみを希望に変えた家族たちの国です」と語りかけ、「私たちは今でもお互いのことを思いやるアメリカです。自分こそが兄弟を守るのだと、互いに信念を共有し、新年を共有することで結びついている国です。テロリズムを前にしたとき、どう反 応するのかが大事です」と大統領は強調しました。
