協議はウィーン時間5日午後3時半(日本時間同11時半)に再開される予定です。新型コロナウイルスの感染拡大でより厳格なロックダウン(都市封鎖)が相次ぐ恐れがある中で、市場がどの程度の追加供給を吸収できるかを巡って見解の相違が生じています。複数の代表によりますと、閣僚らは再開までの間に二国間協議や本国政府との調整を行う機会を得ます。

オンライン形式で行われた4日の会合でロシアとサウジの当初の立場は正反対でした。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は今月実施された日量50万バレルの生産引き上げについて撤回を提案しました。一方、ロシアのノバク副首相は生産引き上げを維持するとともに、2月に同量の追加の引き上げを主張しました。

厳格な供給抑制を一貫して唱えているアブドルアジズ氏は、2月にかけて現行の生産水準維持を容認する考えも示唆しました。アルジェリアとナイジェリア、オマーン、イラク、クエート、アラブ首長国連邦(UAE)も生産据え置きを支持していると、複数の代表は匿名で語りました。一方、カザフスタンはロシアを支持しました。

イランのザンギャネ石油相は記者団に対し、「ロシアは現時点で市場シェアを重視しているが、他の多くの国は原油価格に重点を置いている」と語ったと、石油省傘下のシャナ通信が伝えました。(Bloomberg.co.jp)