
ウクライナ軍隊(写真:the Guardian)
【モスクワ時事】ウクライナ軍と親ロシア派武装勢力の戦闘が続く東部ルガンスク州で29日夜、OSCE=欧州安保協力機構監視員4人が武装勢力に拘束されました。親ロ派幹部はインタファクス通信に「30日に解放した」と語りましたが、OSCEは確認していないということです。4人は「欧州人」とされますが、国籍は不明です。
隣接するドネツク州でも、別のエストニア、スイス、トルコ、デンマーク国籍のOSCE監視員4人が26日から親ロ派に拘束されたままです。
親欧州連合派のポロシェンコ氏が勝利した大統領選後、ドネツクの国際空港を占拠した武装勢力への空爆や、市街地での銃撃など戦闘が激化。親ロ派は外国人など部外者の動きに過敏になっているもようです。
29日にはドネツク州スラビャンスク郊外で軍のヘリコプターが武装勢力に撃墜されました。暫定政権のコワリ国防相は30日の記者会見で、この際の死者が20人 以上に上ると述べました。一度の犠牲者としては過去最悪。また「正常な生活に戻るまで(対テロ作戦を)継続する」と主張しました。
