オーストリアのファンデアベレン大統領(写真:THX/TTXVN) |
オーストリアでは、去年9月の議会下院の選挙で、1950年代にナチスの元党員によって設立され、移民や難民に排他的な主張を掲げロシア寄りの姿勢も示す極右政党の自由党が初めて第1党となりました。
選挙後、ファンデアベレン大統領は、自由党の政権入りを防ぐために第2党で中道右派の国民党に連立協議の主導を命じましたが、先月上旬に連立協議が決裂し、その後は自由党が主導して国民党と協議を始めていました。
成功すれば、オーストリアで初めて極右政党が主導する政権になるとして注目されていましたが、12日、自由党と国民党がそれぞれ会見を開き、移民政策やロシアをめぐる政策などで妥協できず、決裂したと明らかにしました。
自由党は最新の世論調査の支持率が30%台半ばで去年の選挙の際より上昇していて会見では再選挙の実施も求めました。
一方、ファンデアベレン大統領は各党と今後の対応を協議する方針を示しましたが政権が発足できるかどうか、先行きの不透明感が強まっています。(NHK)

