(Nikkei) 欧州連合(EU)の欧州議会は6日、フランスのストラスブールで開いた本会議で、EU主導で域外との国境警備を強化する「欧州国境・沿岸警備隊」の創設法案を可決しました。

(写真:AFP/TTXVN)
今夏にも創設が実現する見通しです。EU域内では2015年夏以降に深刻になった「欧州難民危機」や相次いだテロで、加盟国任せの国境管理の弱さが問題となっています。
EUの欧州委員会は昨年12月に欧州警備隊の創設を提案しました。EU主導で、域外との“壁”を強化し、移民らの無秩序な域内流入を防ぐ方針を打ち出しました。
欧州警備隊は、加盟国の国境警備の調整を担っている欧州対外国境管理協力機関(フロンテクス)の権限や装備を強化する形で発足させます。難民らの流入が急増した加盟国に派遣し、国境警備の強化や難民送還などを支援します。警備隊は少なくとも常時1500人規模を確保して、緊急時に備えます。
