(写真:THX/TTXVN)

イタリアとスペインの成長予想が上方修正されました。インフレ率の予想は23年を5.6%から5.8%に、24年は2.5%から2.8%に引き上げました。

欧州委は「EU経済はパンデミックとロシアのウクライナ侵攻がもたらしたショックに対する調整を非常にうまく管理している」と指摘しました。

「EUは昨年、ロシア産ガスをほぼ断つことに成功を収めた。今年第1・四半期には小幅なプラス成長を記録し、わずか数カ月前には避けられないとみられていた冬季の景気後退(リセッション)に対する懸念を払拭した」と述べました。「また調査データは、第2・四半期も、ためらいがちながら景気拡大が続くことを示唆している」としています。

失業率は23年が6.8%で24年に6.7%に低下すると予想しました。

欧州委は「さらに持続的な賃金上昇が予想される。労働市場の根強いひっ迫、一部の国の大幅な最低賃金引き上げ、失われた購買力を取り戻そうとする広範な労働者の圧力が背景だ」と指摘しました。

ユーロ圏の経常黒字は22年のGDP比0.6%から23年に2.1%、24年に2.4%に拡大する見通しです。

財政赤字のGDPに対する比率は22年の3.6%に対し、23年が3.2%に、24年には2.4%に縮小すると見込みました。

公的債務は23年がGDP比90.8%、24年は同89.9%と、22年の93.1%から縮小する見通しです。(ロイター)