ゼレンスキー大統領は共同記者会見で「統一された欧州および安全と平和に向けたわれわれの取り組みは、われわれの安全、自由、欧州を破壊しようとするロシアの願望と同じくらい強くなければならない」と述べました。
また、ロシア軍が第2次世界大戦でナチス・ドイツに勝利したことを祝う「戦勝記念日」の9日までにウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトを制圧するという目標を達成できていないとし、ウクライナにおけるロシアの軍事的失敗を強調しました。
ゼレンスキー大統領が5月9日を「欧州の日」とする意向を表明したことについて、フォンデアライエン委員長はツイッターへの投稿で、キーウは「われわれが大切にしている価値観が日々守られている場所」と歓迎しました。「ウクライナは、われわれ欧州人が大切にしているもの、すなわち、自由、民主主義、思想と言論の自由を守る最前線にいる。ウクライナは勇気を持って今日われわれが祝う欧州の理想のために戦っている」としました。
ゼレンスキー大統領はEUの対ロシア制裁第11弾が近く実施され、その中にロシアの原子力部門に対する強力な制裁が含まれることを期待すると表明しました。6月のEU首脳会議では、ウクライナの加盟プロセスが前向きに評価されることを期待するとしました。
一方で、ウクライナの近隣諸国が課した貿易制限を批判しました。制限撤廃に向けた「力強い」欧州の決断を求めました。
EUは先週、ブルガリア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキアのウクライナ産小麦、トウモロコシ、菜種、ひまわりの種の輸入を6月5日まで制限することを決めました。(ロイター)
