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トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館でサウジ人記者が死亡した事件で、欧州各国はサウジを非難する一方、武器輸出の凍結を巡って、対応が割れています。ドイツは、武器輸出を当面凍結する方針を表明しました。英国やフランスは、国内産業に利益をもたらす武器輸出を継続する姿勢を示しており、国内からも批判を受けています。
英国のメイ首相は24日、英下院で、サウジを強く非難しながらも、武器輸出については「英国は世界で最も厳格な輸出審査を行っている」と述べ、ビジネスを優先させる意向を示しました。一方、野党5党は連名で政府に対し、人権問題などを理由に、輸出禁止を求める書簡を提出し、圧力をかけています。
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所によると、英国の最大の武器輸出先はサウジで、武器輸出額の49%(2013~17年の合計)を占めます。英下院によると、17年のサウジへの武器や関連装備品の輸出額は約11億4000万ポンド(1649億円)。サウジにとって英国は米国に次ぐ武器輸入先です。

