(写真:Rmx.news) |
欧州連合(EU)の欧州議会は、10日にEUの移民・難民受け入れ枠組みの改正案を承認しました。この改正案には、加盟国国境における難民認定手続きの迅速化や、難民申請が認められない人々の送還を拡大するなどの内容が含まれています。これにより、移民・難民希望者が最初に到着する国と、比較的財政が豊かな国の負担がより公平になります。
欧州委員会のヨハンソン委員(内政担当)は、改正案によって「国境の守りが強化されると同時に、弱者や難民の保護が進み、滞在資格のない人々は速やかに送還され、加盟国は果たす義務の面で団結する」と説明しました。
6月の欧州議会選挙で極右勢力の躍進が予想される中、現在の中道勢力が移民抑制を求める圧力に直面しており、この改正案が提出された背景に注目が集まっています。ただし、極右勢力からは移民阻止には不十分だとの批判があり、左派からも重大な人権侵害だとの反対意見が出ています。(ロイター)

