米国とEUは昨年7月、スコットランドにあるトランプ米大統領のターンベリー・ゴルフリゾートで、枠組み合意を結びました。これに基づき、EUは米国の工業製品に対する輸入関税を撤廃する一方、ほとんどのEU製品に対する米国の輸入関税は15%に設定されます。
トランプ氏はEU側の実施が遅れていることに不満を示し、7月4日までに約束を履行しなければ、「はるかに高い」関税を課すと警告していました。
欧州議会が最後の重要な立法手続きをクリアしたことで、EUはこの期限に間に合う見通しです。
フォンデアライエン欧州委員長はソーシャルメディアで、「合意は合意だ。EUは自らの責務を果たしている」と述べました。可決された法案は2029年末で失効し、米国が合意に違反した場合にEUが譲歩を停止できる複数の措置が盛り込まれています。(ロイター)
