展示は、「南北を結ぶ生命線」「伝説の1C号線」「今も受け継がれる絆」の3つのテーマで構成され、資料や写真、実物を通じて、祖国の独立と自由のために戦い、犠牲となった世代の苦難と力強さを振り返ります。
ベトナム女性博物館のグエン・ティ・トゥエット館長は、次のように語りました。
(テープ)
「今回の展示を通じて、若い世代に一つのメッセージを伝えたいと考えています。戦争は遠い過去のものとなりましたが、私たちはこうした記憶を忘れず、たたえていかなければなりません。先人たちの歩みを受け継ぎ、新たな発展の時代においても揺るぎない姿勢を持ち、より発展し、豊かな国を築いていかなければならないということです」
展示の目玉となっているのが、体験型展示「記憶の流れ」です。実物資料を基に、3Dマッピング技術やインタラクティブセンサーを活用し、かつてのマングローブ林や水路、戦場の様子を再現しています。
ハノイ市クアナム街区のレー・トゥ・タオさんは、次のように強調しました。
(テープ)
「子どもたちに歴史の価値を理解してもらうには、実際に体験することが大切だと思います。戦士たちがどのような困難を乗り越えてきたのかを、子どもたちに知ってもらいたいです。アニメーションによって、マングローブの森が動いているように見えるなど、空間だけでなく、時間の流れまでも感じられるため、歴史の物語が子どもたちの心に響くのだと思います。子どもたちには、ベトナムが非常に強い意志を持って困難を乗り越えてきた国だということを理解してほしいです」
