写真:chinhphu.vn

会議にはAPEC加盟21カ国の指導者をはじめ、IMF=国際通貨基金の専務理事やABAC=APECビジネス諮問委員会、PECC=太平洋経済協力会議、PIF=太平洋諸島フォーラムの指導者、ASEAN書記局が参加しました。席上、首脳らは「すべての国民と未来世代の繁栄のために2040年までに開放的かつ躍動的で、回復力のある平和なアジア太平洋共同体を作る」との目標を掲げ、「APECプトラジャヤ・ビジョン2040」を採択しました。

会議で発言に立ったグエン・スアン・フック首相は国際社会に対する責任感と協力精神を向上させ、多国間協力を強化する必要性を訴え、次のように語りました。

(テープ)

「第4次産業革命においてあらゆる分野での全面的なデジタル転換はAPECにとって新たな原動力となっています。APECはデジタル経済に見合う多国間貿易システムの充実や世界貿易機関の改革の推進で積極的な役割を果たす必要があります。また、APECはアジア太平洋地域のインベンション・イノベーション・科学技術の中心地への発展やデジタル人材の開発、連結の強化、発展格差の是正で先頭に立たなければなりません。」

このように語ったフック首相は加盟諸国に対し、持続的かつ包摂的な発展に注目するよう要請し、次のように語りました。

(テープ)

「持続的かつ包摂的な発展、非伝統的な安全保障問題、中でも疫病、自然災害、水源汚染、気候変動への対応はAPEC内の協力の新たな柱に位置づけられるべきです。また、市民と企業を発展事業と経済連結の中核と見なす必要があります。私達はAPEC加盟諸国と力を合わせ、ビジョンと願望を現実に移し、地域諸国の国民の幸福と安定した生活の確保に向け、尽力していきます。」

首脳らはアジア太平洋地域の貿易・投資の自由化など経済統合をさらに促進させていくための未来ビジョンを共有することで一致しました。