ノロドム・ラナリット氏=AFP/TTXVN

ラナリット氏は1993年、国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の支援で実施された総選挙で民族統一戦線(フンシンペック党)を率いて第1党になり、第1首相に就任しました。その後、フン・セン第2首相(現首相)派との武力衝突に敗れ、97年に事実上、国外に追放されました。

その後、国王の恩赦により帰国しましたが、同党の組織が弱体化したこともあり、政治的な影響力を徐々に失いました。近年は政治の表舞台から遠ざかっていました。18年には南部のシアヌークビルで乗車中の車がタクシーに衝突し、同乗していた妻が死亡、ラナリット氏本人も重傷を負いました。(日本経済新聞)