RCEP=東アジア地域包括的経済連携の首脳会議では、詰めの交渉が行われる予定ですが、インドを含む16か国での年内の妥結は難しい情勢です。
ASEAN=東南アジア諸国連合関連の首脳会議などに出席するため、安倍総理大臣は3日夜、タイのバンコクに到着し、各国の首脳らとの夕食会に出席しました。
これに先立って行われた写真撮影の際に、安倍総理大臣は、関係が冷え込む韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と握手をして、あいさつを交わしました。
安倍総理大臣は4日、地域の安全保障について討議するEAS=東アジアサミットをはじめとする一連の首脳会議に出席し、北朝鮮が弾道ミサイルなどの発射を繰り返している現状を踏まえ、朝鮮半島の非核化に向けた米朝プロセスを後押しする日本の立場を強調することにしています。
また、日本や中国、それにインドなど16か国が参加するRCEP=東アジア地域包括的経済連携の首脳会議では、妥結に向けた詰めの交渉が行われる予定です。
関税の引き下げをめぐり、インドが中国を警戒して慎重な姿勢を崩しておらず、16か国での年内の妥結は難しい情勢で、首脳間での話し合いでインドとの溝を埋められるかが焦点です。
安倍総理大臣は、会議に合わせて、中国の李克強首相やインドのモディ首相らと個別の会談を行うことにしていますが、ムン・ジェイン大統領との会談は予定されていません。
関係改善に向けて、両首脳がさらにことばを交わす場面があるかどうかが注目されます。
