チュン外相によりますと、第18回BRICS首脳会議へのベトナムの参加、特にレ・ミン・フン首相の演説は、加盟国や開催国から高く評価されました。
フン首相は演説で、ベトナムはBRICSが地域、地域間、そして世界規模の多国間メカニズムとの連携を一層強化し、平和と安定、協力を促進するとともに、すべての国に平等で持続可能な発展の機会をもたらすことを支持し、期待しているとのメッセージを発信しました。そのうえで、対話と協力を促進し、信頼の構築と強化を図るうえで、BRICSがより大きな役割を果たすことを求めました。また、世界的な課題への解決策を見いだすとともに、発展途上国の利益をより包括的に反映できるよう、多国間システムの改革を促進することにも期待を示しました。
チュン外相は、今年がBRICS創設20周年に当たることから、ベトナムの首脳会議への参加は、パートナー国としてBRICSへの関与と貢献を強化するとともに、加盟国やほかのパートナー国との関係促進にもつながると強調しました。
また、今後、ベトナムは加盟国やパートナー国と積極的に連携し、ベトナムと途上国の能力や利益に合致する分野で協力への参加と貢献を続けると述べました。特にインドとの間では、各レベル、各分野、各地方で具体的な計画を実施し、合意や取り決めを具体的な事業や成果につなげ、実質的な経済効果を生み出していく方針です。
フン首相の第18回BRICS首脳会議への出席は、インドの政界や世論からも注目を集めました。ベトナムの参加については、二国間関係にとどまらず、BRICSの拡大と役割強化という大きな流れの中で評価する声が上がっています。
ベトナムのBRICSにおける貢献について、インドのニューデリーにあるフォアスクールオブマネジメントのファイサル・アーメド教授は、次のように強調しています。
(テープ)
「ベトナムが進めている外交政策の独立性と戦略的な自主性は、グローバルサウスの中で、ベトナムが大きな潜在力を持つ存在として、その地位を高めることにつながっています。第二に、グローバルな生産ネットワークの問題です。ベトナムがグローバルな生産ネットワークを拡大・構築し、ASEAN諸国との連携を強化していく大きな可能性は、極めて重要です」
