ウクライナの首都キエフから避難する人々=AFP/TTXVN |
NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長は11日、民間人を戦闘地域から安全に退避させる「人道回廊」の設置が現時点でウクライナが必要とする「最低限」の方策で、ロシア軍の即時撤退と真摯な外交努力を要請しました。
10日にトルコで開かれたウクライナのクレバ外相とロシアのラブロフ外相の会談は、停戦の達成で進展はありませんでした。
ストルテンベルグ事務総長はロイターに対し、当事国間の協議は重要としつつも、ロシア軍の撤退が真の解決策と強調しました。「政治的かつ外交的解決に向け尽力することが引き続き重要と確信している」とし、「最低限求められているのは市民の退避と人道支援を可能とする人道回廊の設置だ」と述べました。
ロシアのプーチン大統領による核に関するレトリックは「危険」かつ「無謀」とした上で、ウクライナ当局が重ねて要請しているウクライナへのNATO軍や軍機の派遣には否定的な考えを改めて示しました。
ストルテンベルグ氏は「絶望的な状況」であることは理解しているとしつつも、軍の配備やウクライナ上空の飛行禁止区域設定は「NATOとロシアによる本格的な戦争に発展する公算が大きい」と述べました。(ロイター)

