気象庁の発表によりますと、非常に強い台風24号は、午後5時には高知県室戸岬の南西40キロの海上を1時間に45キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の南側190キロ以内と北側150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風周辺の湿った空気や前線の影響で関東甲信では断続的に雨が強まっていて、千葉県や東京の伊豆諸島では、この24時間に降った雨の量が150ミリ前後に達しているところがあります。
台風はこのあと速度を上げながら北東へ進み、30日夜遅くから1日明け方にかけて強い勢力で関東甲信に最も接近し通過する見込みです。
台風の接近に伴ってこれから急激に風や雨が強まる見込みで、1日にかけて海上や沿岸部を中心に猛烈な風が吹いて、記録的な暴風になるおそれがあります。
1日にかけての最大風速は、関東で35メートル、伊豆諸島で30メートル、甲信で20メートルで、最大瞬間風速は関東で50メートル、伊豆諸島で45メートル、甲信で35メートルに達すると予想されています。
波も高くなり、伊豆諸島で12メートル、千葉県の太平洋側で11メートル、茨城県で10メートル、相模湾で9メートルの猛烈なしけが、東京湾でも5メートルのしけが予想されています。
また、これから1日未明にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
1日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで甲信で300ミリ、関東で250ミリ、伊豆諸島で150ミリと予想されています。
気象庁は、暴風や高波のほか、土砂災害や川の増水、浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。
台風が近づく前に安全な場所に避難し、雨や風が強まってからは外出を控えるなど身の安全を確保してください。