日本と朝鮮民主主義人民共和国の外交当局間会合が、日本時間29日午前11時頃から中国・瀋陽のホテルで始まりました。拉致被害者らの全面調査を行う朝鮮民主主義人民共和国の特別調査委員会の調査について、朝鮮民主主義人民共和国側がどれだけ誠意ある姿勢を見せるかが焦点です。
会合の冒頭、外務省の伊原アジア大洋州局長は朝鮮民主主義人民共和国の特別調査委員会の調査の報告を速やかに行うべきだと求めました。
伊原アジア大洋州局長「日本側としては、朝鮮民主主義人民共和国側が拉致被害者をはじめとする全ての日本人に関する包括的かつ全面的調査を迅速に行い、その結果を速やかに通報すべきと思う」と述べました
朝鮮民主主義人民共和国・宋日昊日朝交渉担当大使「現状を明らかにし、相互の立場をより明確にする会合にしたい」と強調しました。
朝鮮民主主義人民共和国の特別調査委員会をめぐっては、当初、今月中に開かれるとみられていた1回目の報告が遅れる見通しです。そのため今回、日本側は朝鮮民主主義人民共和国から直接詳しい説 明を受ける予定で、朝鮮民主主義人民共和国が調査報告の時期や内容についてどれだけ誠意ある姿勢を見せるかが焦点となります。会合は昼休憩を挟んで日本時間29日夕方まで行わ れる見通しです。
