およそ2時間にわたって行われた会談で、両首脳は中東情勢を含むインド太平洋地域の情勢について意見交換を行い、ホルムズ海峡における航行の自由と安全の確保を含め、緊張緩和に向けた取り組みを続けていく考えを確認しました。

また両首脳は、エネルギー供給の強化と、日韓両国のエネルギー安全保障の強化を2本柱とするエネルギー政策対話を開始することで一致しました。この中には、インド太平洋地域における備蓄拡大も含まれています。さらに、具体的な対応策を検討するとともに、今年3月に署名された重要鉱物を含む二国間サプライチェーン協力に関する覚書を引き続き推進していくことを確認しました。

双方はまた、朝鮮半島の非核化に向け、日韓協力に加え、アメリカを含む日米韓3か国の連携を引き続き強化していく方針を改めて確認しました。

会談後、両国は共同記者会見を行い、共同声明を発表しました。高市首相は会見で、「シャトル外交」により日韓両国が互いの国で首脳会談を行えるようになったことは、両国間の友情と信頼関係をさらに深めることにつながっていると述べ、日本として今後もあらゆるレベルで韓国との緊密な意思疎通を続けていきたい考えを示しました。

一方、李大統領も、今回の首脳会談が「隣国である韓国と日本の関係を可能な限り良好なものへと発展させる一歩となることを期待している」と述べました。