リビアの暫定政権のドベイバ首相=AFP/TTXVN |
ドベイバ氏は民主的な選挙が実施されていないとして辞任を拒否しました。東西の両勢力がそれぞれ支持する2人の「首相」が並び立つ事態となりました。
ロイター通信によりますと、代表議会ではこの日、首相選出の投票直前に他の候補者が出馬を辞退したとして、議長がバシャガ元内相の首相選出を宣言しました。
東西両勢力による内戦が続いたリビアでは2020年に停戦が成立し、ドベイバ氏率いる暫定政権が昨年12月に予定された大統領選の実施を担いました。国連なども後押ししましたが、東西の勢力は投票規則などをめぐり対立しました。選挙は実施できず、東部勢力はドベイバ氏の任期は終了したと主張していました。
国連などは現在もドベイバ氏と暫定政権に正統性があるとしていますが、東部を拠点とする有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)がバシャガ氏の首相選出を支持するなど、事態は混迷の度を深めています。(産経新聞)

