(写真:Nikkei)

会談では、東シナ海とベトナム東部海域(南シナ海)での中国による威圧的行動を批判し、インド太平洋地域の秩序維持に向けて連携を図ることで一致しました。また、自衛隊と米比両軍の海上共同訓練の拡充にも合意しました。会談後、合意事項を盛り込んだ共同声明が発表されました。

首相は会談冒頭で、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持、強化に向けて同盟国、同志国との重層的な協力が重要だ」と述べました。バイデン氏は中国に対して警戒心を示し、「日本とフィリピンの防衛に対するアメリカの決意は揺るぎない」と強調しました。マルコス氏は、3か国が「平和で安定し、繁栄するインド太平洋を目指す」と述べました。

共同声明では、ベトナム東部海域(南シナ海)における中国の他国の海洋資源開発への妨害に対して「断固反対する」と明記されました。具体的には、フィリピン船の航行や補給への妨害、埋め立て地の軍事化などが列挙され、「中国の危険かつ攻撃的な行動」に深刻な懸念が示されました。(共同通信)