国際会議に合わせるのではなく、会談のためだけに日米韓の首脳が集まるのは初めてです。エマニュエル氏は「(日米韓の連携強化は)最も重要な政治的、外交的到達点の一つであり、地域における戦略的転換を意味するものになる」と強調しました。「年1回開催の始まりになる」と語りました。

また、会談に合わせて「包括的」内容と「通常の共同声明」の2種類の文書を用意しているとし、「国家安全保障と経済安保に言及するだろう」と明かしました。会談では、朝鮮核問題のほか、「核の傘」を含むアメリカ軍の戦力で同盟国を守る「拡大抑止」、戦略物資のサプライチェーン(供給網)再構築などが議題になるとみられています。

エマニュエル氏はこのほか、キャンプデービッド山荘に関し、ルーズベルト大統領が第2次大戦中にイギリスのチャーチル首相を招いたり、イスラエルとエジプトの和平合意の舞台になったりした場所で、「豊かな歴史がある」と説明しました。アメリカのバイデン大統領が外国首脳を同山荘に招待するのは初めてです。

岸田文雄首相が拉致問題解決に向け朝鮮民主主義人民共和国の金正恩朝鮮労働党総書記との会談実現を目指していることを巡っては、「拉致問題に関する日本の取り組みを支持するというのがアメリカの長年の政策だ」と述べるにとどめました。(時事通信)