[ロイター] - ブラジル連邦警察は7日、リオデジャネイロ五輪の競技会場の建設を請け負った複数の建設会社が連邦予算を横領した疑いがあるとして、会場建設現場の事務所に強制捜査を行いました。

検察によりますと、これまでに少なくとも1億2800万レアル(3700万ドル)が、五輪プロジェクト用の連邦予算から土木工事の架空請求や水増し請求を通じて横領されたことが分かっています。



検察当局者は、建設を請け負った企業連合の代表や市長関係者が提出した情報には矛盾点があり、「資金の行方が分からない」と語りました。この企業連合には建設会社OAS[OAS.UL]とケイロス・ガルボンが参加しています。

検察は、企業連合を組む会社が資金を横領しましたか、政治家への賄賂に使った疑いがあるとみています。

連邦警察は資金の所在の手掛かりを得るため、会場建設現場にある企業連合の事務所の捜索を行い、コンピューターや文書などを押収しました。また、企業連合に関与した2社の事務所も捜索しましたが、企業名は明らかにしませんでした。