(写真:EPA/TTXVN)

安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領との日ロ首脳会談は、ウラジオストク南部のルースキー島にある大学で予定より1時間余り遅れて日本時間の午後4時半頃から始まりました。首脳会談は、7月にドイツのハンブルクで行われた会談に続き、ことし3回目で、通算で19回目となります。

会談の冒頭、プーチン大統領は「日本とは常に連絡を取り合い、ビジネスや政府間の関係が促進されている。広大なロシア極東で日本とロシアの協力が広がっている」と述べました。

これに対し、安倍総理大臣は「最も可能性を秘めた日ロ関係を開花させるべく、きょうも率直な議論をしたい」と応じました。また、安倍総理大臣は「北朝鮮の問題を含め、地域の課題について地域の平和と安定に貢献するために話し合いたい。また平和条約について前進させるためにも、しっかりと議論したい。平和条約締結という歴史的な課題解決のために共同経済活動、そして元島民の自由な往来など協力して進めていきたい」と述べました。

政府関係者によりますと、会談は少人数によるものや、通訳だけを交えた首脳どうしのもの、それに、大人数による会合の3つの形式で、合わせておよそ3時間行われる予定だということです。

安倍総理大臣は、核実験を強行した朝鮮民主主義人民共和国への対応をめぐって意見を交わし、国際社会が連携して朝鮮民主主義人民共和国への圧力を強化するため、ロシアに国連安全保障理事会の常任理事国として、建設的な役割を果たすよう求めたい考えです。

また、会談で、両首脳は北方領土での共同経済活動で優先的に取り組む事業について、海産物の養殖や風力発電の導入など5項目に絞り込み、近く現地調査を行うことで合意する見通しです。