ロシアのプーチン大統領とドイツのメルケル首相が10日、モスクワで会談し、ウクライナ問題を始め、残された問題について、交渉による政治的解決を引き続き目指すことで一致しました。会談で両首脳は2国間問題およびロシアとEU欧州連合との問題について協議しました。

会談後の記者会見で、ロシアのプーチン大統領は「ウクライナ問題は、和平プロセスを定めたミンスク合意を順守させること以外に解決方法はない」と強調しました。

ウクライナ東部では停戦合意後も散発的な戦闘が続いていて、メルケル首相も「非常に困難な状況ではあるが、和平へのプロセスを定めたミンスク合意に基づき、粘り強く交渉を続けていくしかない」と述べました。

一方、メルケル首相は会見で、「クリミア編入は国際法違反」との考えを改めて表明するなど、ロシアと欧米との間にできた亀裂は、そう簡単に埋まりそうにありません。