(朝日)アフリカを訪問中のローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が29日、内戦状態の中央アフリカに到着し、国内避難民のキャンプを訪れました。現地では空港を緊急封鎖するなど厳戒態勢が敷かれています。

中央アフリカでは2012年以降、イスラム教徒とキリスト教徒が激しく対立して、互いに住民の殺害を繰り返し、内戦状態に陥っています。パリ同時多発テロなどを受け、法王自身への襲撃の危険も指摘される中、バチカン側は「法王は(れていない。今回の訪問がいくぶん危険なことは事前からわかっていた。訪問を中止する理由はない」と予定通りの実施を決めました。法王自身、アフリカに向かう機内で報道陣に危険について問われ、「心配なのは()だけだ」と冗談めかして答えています。

法王は30日、現地のモスク(イスラム教礼拝所)を訪れ、イスラム教指導者とともに演説しました。宗教間の和解を訴えるとみられます。